【Python】文字列のフォーマットメソッド format と フォーマット文字列 f-string
こんにちは、ピコピコくんです。
今日は文字列のフォーマットについて書きました。
文字列のフォーマットメソッド
複数の変数を使って動的に文字列を扱いたいときに、文字列の format メソッドを使うと下記のようなコードを書くことができます。
サンプルコード
a = 10 b = 5 # 変数 str にformatメソッドで str = '{} / {} = {}'.format(a, b, a/b) # 変数 str を表示 print(str)
実行結果
10 / 5 = 2.0
解説
文字列 '{} / {} = {}' の波括弧 { } が formatメソッドの引数にそれぞれ対応しています。文字列中の波括弧の数と引数が一致していれば1つずつでも、複数でも使うことができます。文字列リテラルの一つ目の { } が第一引数の a に、二つ目の { } が第二引数の b に、そして最後の { } が第三引数の a / b の計算結果に置き換わります。
str = '{} / {} = {}'.format(a, b, a/b)
フォーマット済み文字列: f-string
Python 3.6 から導入されたフォーマット文字列という仕組みを使って format メソッドのような処理が実現できます。文字列リテラルの先頭に f または F を置きます。そして文字列リテラルの中に波括弧と置き換えたい変数名を { 変数名 } のように書きます。下記のサンプルコードにあるように { c / d } のような式を書くこともできます。
サンプルコード
c = 100 d = 50 str = f'{c} / {d} = {c/d}' print(str)
実行結果
100 / 200 = 0.5
参考書籍
Pythonで学ぶアルゴリズムとデータ構造で勉強中です。
Pythonで学ぶアルゴリズムとデータ構造 (データサイエンス入門シリーズ)
- 作者:辻 真吾
- 発売日: 2019/11/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)