ビットとバイトとワード
今回はビットとバイトとワードについて簡単にまとめてみました。
ビット、バイト、ワードという言葉は普段はあまり意識することがないかもしれないけれど、コンピューターやプログラミングに関する基本的な知識として覚えておこうね!
ビットとバイトとワード
ビット(bit)、バイト(byte)そしてワード(word)とはコンピューターが扱う情報の単位のことを言います。
ビット(bit)
1 ビット(bit)はコンピューターが扱う最小の単位で、2進数の1桁をあらわしています。2進数なので1ビット(1桁)で表現できる情報は、0または1の2通りです。例えばこれが4ビットになると 下記のように16通りの表現ができます。
"0000", "0001", "0010", "0011", "0100", "0101", "0110", "0111"
"1000", ”1001”, ”1010”, ”1011”, ”1100”, ”1101”, ”1110”, ”1111”
バイト(byte)
ビットが8個(8桁)集まったものをバイト(byte)と言います。1バイト = 8ビットになります。8ビットでは 0000 0000 ~ 1111 1111 の256通りの状態を表現できます。
ワード(word)
CPUが1度の計算で扱えるデータのサイズをビット数で表現することがあります。最近のCPUは64ビットが主流になっています。
64という数字は1度の計算で64ビットのデータを扱えるという意味です。CPUが32ビットであれば、1度の計算で扱えるデータのサイズは32ビットになります。この64や32ビットというサイズをワード(word)という単位で表現します。
64ビットCPUであれば1ワードは8バイト(8ビット × 8桁 = 64ビット)、32ビットCPUであれば1ワードは4バイト(8ビット × 4桁 = 32ビット)と表現することができます。
なぜ2進数?
コンピューターは1をtrue(ON)、0をfalse(OFF)というふうに2進法を使って計算しているからなのです。
ちなみに、どうして1バイト = 8ビットになったかというとIBM社が発表したコンピューターが1バイト = 8ビットを採用していて、そのコンピューターが世界中で普及したからなんだそうです。それまでは1バイトが6ビットだったり、7ビットだったりとバラバラだったそうですよ。
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