Pythonでデスクトップアプリ作成入門 第1回 準備とウィンドウ表示
こんにちは、ピコピコくんです。
今回は「Pythonでデスクトップアプリ作成入門」の第1回ということで、Pythonでデスクトップアプリ作成の準備と、ウィンドウを表示するアプリの作成を行います。
きっかけ
Pythonでデスクトップアプリの開発ができるのか気になったので、調べて作ってみようと思ったのがきっかけです。
準備
Python3がインストールされていれば準備はOKです。
デスクトップアプリはPythonに標準で付属しているtkinterというライブラリを使用して作れます。tkinterはWindows、Mac OSX、Linuxといった主要なOSに対応しているクロスプラットフォームのGUIライブラリで、テキスト入力欄やボタンなどのGUIを持つアプリを作ることができます。
ウィンドウを表示する
サンプルコード
今回は第1回目ということで、ウィンドウを表示するだけのデスクトップアプリを作成してみたいと思います。下記サンプルコードを実行すると、タイトルが「My App」で幅400ピクセル x 高さ300ピクセルの大きさのウィンドウが表示されます。
最後の行のwin.mainloop() でウィンドウを表示しています。厳密に言うとウィンドウを表示する処理ではないのですが、今回は説明を省きます。
# tkinterライブラリの読み込みと別名 tk を定義
import tkinter as tk
# ウィンドウのインスタンス作成
win = tk.Tk()
# ウィンドウにタイトルを設定
win.title("My App")
# ウィンドウのサイズを設定
win.geometry("400x300")
# ウィンドウを表示する
win.mainloop()
実行例
ウィンドウが表示されました!
次回の予定
次回のデスクトップアプリ作成入門では、入力項目やボタンを追加して、よりデスクトップアプリっぽくしたいと思っています。お楽しみに!!
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